2009年8月25日
蛍光灯点灯の仕組み
電極(陰極)に電流を流すと加熱され、高温になったエミッターから大量の電子が放出される。放出された電子はもう片方の電極(陽極)に移動し、放電が始まる(通常は交流を流すため、陰極・陽極は同じ形状である)。放電により流れる電子は、ガラス管の中に封入されている水銀原子と衝突する。すると水銀原子が電子のエネルギーを受け、紫外線を発生させる。発生した紫外線はガラス管内に塗布されている蛍光物質に照射され、可視光線が発生する。
白熱灯と比べると、同じ明るさでも消費電力を低く抑えられる。消費したエネルギーの変換比率は、可視放射25%、赤外放射30%、紫外放射0.5%で、残りは熱損失となる。
白熱灯と違い、点灯には安定器(インバータ含む)が必要なため、直接電圧を掛けただけでは使用できない。ただし電球形蛍光灯では安定器を内蔵しているため、直接ソケットに差すだけでよい。
蛍光灯の点灯開始に当たってはフィラメントの予熱が必要なため、始動専用回路が必要である。
蛍光管の点灯方式や省エネタイプ管の互換性
事故を防ぐため、照明器具の始動方式に合った蛍光管を使用する必用がある。
ラピッドスタート管
基本的にすべての器具で物理的に取り付けられれば使用可能である。例外として省エネ管(36W)はグロー式器具に使うのは好ましくない。なぜならば、ラピッドスタートタイプの省エネ管は低電圧大電流で省エネにしているためである(ランプ電流:FLR40=0.435A、FLR40S=0.42A、FLR40S36=0.44A)。
なお、ラピッドスタート式の省エネ管をグロー式器具に取り付けると安定器に過電流が流れ、最悪の場合安定器が焼損する。
グロースタート管
グロースタート式器具専用である。ラピッドスタート式器具に装着しても放電開始しないが、(稀に2灯式直列ラピッドスタート安定器の場合点灯することがある)非常に寿命が短くなるので注意する。
取り付け可能であれば以下のHfインバータ専用管の代替として使用可能である。グロースタートタイプの省エネ管は高電圧小電流の設計であるため(ランプ電流:FL40=0.435A、FL40S=0.42A、FL40SS37=0.41~0.415A)、低温での使用には不向きである。(使用推奨温度:FL40SS37=10~40℃)
高周波点灯専用管(Hf管)
このランプは特に注意が必要である。間違えてラピッドスタート器具に装着すると異常に明るく点灯し、過熱の危険がある(最悪安全機能が働き器具が使用不可となる)。
グロースタート器具に装着しても特段危険ではないが、温度や電圧変動により再始動を繰り返すので適さない。逆にHf器具はランプフリー化が進みランプ指定がなくなりつつあるがHf管以外を使用した場合 インバータの定電力制御(32Wに自動制御される)により正規の明るさに達しなくなる。
周波数による制限
事故を防ぐため、設置地域の商用周波数に合った蛍光管を使用する。
蛍光灯は点灯に際し安定器が必要であるが、適合周波数で使用しないとさまざまな問題が生じるので注意しなければならない。 なお、施設照明器具のシェアの大半を占めるパナソニック電工(旧、松下電工)と東芝ライテックでは、周波数区分が容易に判るように器具型番のシールと電線色を分けている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
身近な蛍光灯がこのような働きをするとは思いませんでした。
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